最初にまとめ
我が家にGoogle Home mini+Nature Remo mini を導入して一年ほど経ちました。エアコンが設置してある3部屋全てにセットで置いて運用しています。リモコン無しで声だけでエアコンや照明の操作ができるのはとても快適です。
・Google HomeとかEchoとかだけ買っても多分そんなに使えない
・スマートスピーカーを買うならスマートリモコンは絶対に買ったほうがいい。
・Nature Remoなら簡単にTV・エアコン・電気の操作ができる
- 最初にまとめ
- Google Home だけではそんなに使えない
- スマートスピーカーは入力インターフェース
- Nature Remo mini
- 我が家でのGoogle HomeとNature Remoの設置状況
- ココがよかったGoogle Home + Nautre Remo
- まとめ
Google Home だけではそんなに使えない
そんなに使えないという見出しですが、擁護もしておきます(笑)個人的にGoogle Homeで最強の機能は『タイマー機能』です。料理中に手が汚れていたり、お茶を入れたときに、スマホを取り出したりせずとも声だけで時間が測れます。その次が『アラーム機能』「〇〇時に起こして」と言えばその時間に起こしてくれるので便利です。変則的な勤務形態の方なんかには非常にマッチすると思います。休日なのに早く起こされたみたいなのはGoogle Homeを使い始めてからは非常に少なくなりました。あと、朝起きてすぐに天気とかニュースとかを聞いたりするのも便利ですね。
で、ここからが本題ですが、Google Homeはそんなに賢くないです。最初は何でも聞いたら教えてくれるものと思いましたが『ググって一番それっぽいのを教えてくれる』程度なので、例えば「今日のスワローズの試合は?」のような単純な質問であれば「何対何でした」と答えてくれますが、「スワローズの村上の本塁打数は?」みたいな質問になるともうダメです。
スマートスピーカーは入力インターフェース
繰り返しになりますが、世間の期待値ほど、スマートスピーカーは賢くはないと思います。ただし、自然言語の聞き取りの精度は非常に高いです。こちらが話た言葉を聞き間違いすることはほぼありません。
ということも踏まえて スマートスピーカーは音声の入力インターフェースとして利用し、スマートリモコンの操作に使う方法を提案したいと思います。
Nature Remo mini
我が家で導入したのは『Nature Remo mini』 です。スマホで操作できる学習リモコンで、AlexaやGoogle Asistantに対応しているという代物です。miniがついていない 『Nature Remo』という製品もあるのですが、Google Home で使う前提であれば、miniで十分だと思います。主な違いは miniは温度センサー・GPSのみで、無印の方は湿度・照度・人感センサーなどがついています。
Nature Remo以外にもこの手の製品はいろいろあってもっと安いのもあるのですが、なんかおしゃれ(笑)なのと、スマホアプリの使い勝手が良さそうだったので、Nature Remoを選択しました。
下記はエアコンの登録の例です。右上の+から新しい家電を追加→エアコン→NatureRemoに向けてエアコンのリモコンの電源ボタンを押す→エアコンを判別登録の流れで機器の登録ができます。登録が完了すると右のような画面でスマホからエアコンの操作ができます。スマートスピーカーを介さなくてもスマホで何でも操作できるようになるので、これだけでもとても便利です。リモコン無い!リモコンの電池切れた!がなくなるので非常に快適です。
また、NatureRemoでルールというのを作ることができます。下記の場合は毎朝6:00になったら寝室のエアコンを除湿27°でつけるという設定です。この程度の操作であればエアコンの機能だけでも賄えますが、例えば、すべての部屋のエアコンをオンにする。同じ時間に電気もつけるといったこともできますし、トリガーを温度が何度以上になったら、湿度・照度・スマホのGPSと連携して家に近づいたら、家から遠ざかたらといったようなルールも作成することができます。(miniは温度とGPSしかありません)
我が家でのGoogle HomeとNature Remoの設置状況
GoogleHomeとNatureRemoの接続は公式のチュートリアルに非常にわかりやすくまとめてあります。こういったドキュメント・チュートリアル動画などもしっかりしているのもNature Remoの良い点ですね。
我が家の設置状況は下記のようになっています。
まずはパソコン部屋です。
PCの横に置いています。エアコン・電気・PS3/PS4/PCで兼用の23インチモニタ・PS3/PS4の分配に使っているHDMIの切り替え器を操作できるようにしています。IFTTTを使ってPS4の電源操作もしています。
次はリビングです
リビングではエアコン・電気・そしてテレビを操作できるようにしています。エアコンとは対角の部屋の角にRemoを上向きで設置していますが、特に問題なく操作できています。テレビもこの真横ぐらいにあるのですが、こちらも問題ありません。赤外線の到達範囲は広そうです。テレビ操作はIFTTTと組み合わせることで局名(例えばNHKつけてなど)で操作することもできるようにしています。
最後は寝室
寝室はエアコン・電気を操作できるようにしています。
このように3つの部屋にGoogle Home miniと Nature Remo miniをセットで設置しています。さらにGoogle Homeアプリから部屋を設定し、各スピーカー・家電を割り当てしています。この構成の場合、寝室のGoogle Homeに「電気を消して」といえば、『寝室の電気のみ』が消えます。当然、寝室のGoogle Homeに「リビングの電気を消して」といえばリビングの電気を消すこともできます。
ココがよかったGoogle Home + Nautre Remo
具体的なユースケースでここがよかったを紹介しようと思います。
1.冬、お布団から出たくない「リビングのエアコンつけて」
冬場はこれ重宝しました。今までは私が先に起きてエアコンつけていたんですが、寒い思いをせずとも、リビングに出る頃には温かくなってます。休日だと対象がパソコン部屋になります(笑)
2.夏、外出先、部屋帰っても暑そうだな「全部のエアコンつけて」
最近はちょっとした外出の場合はつけっぱが多いのですが、帰宅前にエアコンつけて冷えた部屋に帰れるのはなかな素敵です。さらに、全部の枕詞をつけると、同じ種類のデバイスを一言で操作することができます。
3.買い物して帰宅、両手がふさがっている「電気つけて」
シンプルですけどこれいいですよ。ただ、少しトラップがあって、物理的なスイッチを切ってると当然赤外線リモコンだけではつきません。この辺りは追加した赤外線リモコンを使う方法なので仕方ないですね。
まとめ
Nature Remoおすすめです。Google Homeを買うなら絶対に一緒に買ったほうがいいと思います。言葉をキーに現実世界に変化が起こるっていうのが魔法みたいで楽しいんですよね。『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。』気分は魔法使いです(笑)