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導きの地の問題点考察 MHWアイスボーン 

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はじめに

9/18にバージョン10.12のアップデートが配信されました。
細かなバグ修正が中心ですが、リリースノートの末尾に気になる記述があります。

※「導きの地」において、意図的な通信切断を行うプレイへの対策を検討しております。

この記事では導きの地の問題点についての個人的な見解を述べたいと思います。

 

 

導きの地とは?


まず、導きの地を軽く説明したいと思います。
「導きの地」はメインストーリーのクリア後に解放される新しいマップで、森林・珊瑚・荒野・瘴気の4つの『地帯』から構成されます。
従来の受注型クエストと異なり、基本的にはモンスターは『ランダム』に出現します。(条件を満たすことで特定のモンスターを呼ぶこともできる)

各地帯に出現したモンスターの痕跡・討伐・捕獲によりそのモンスターに応じた『地帯』のレベルが上昇。地帯毎にレベルがあり、レベルが上昇するほど、地帯のより上位のモンスターが出現するという仕様です。
ただし、ある地帯のレベルが上昇するとそれ以外の地帯のレベルが下降するため、上位のモンスターを出現させるには狙った地帯のモンスターを狩猟し続ける必要があります。

地帯レベルMAXで出現する歴戦古龍から入手できる素材が装備のカスタム強化に必要で、MHW(無印)装飾品の収集に加え、エンドコンテンツ(やり込み要素)の一つになっています。

 

意図的な切断の理由

「導きの地」では地帯レベルが低いプレイヤーのマップに
地帯レベルが高いプレイヤーが参加すると、地帯レベルが高いプレイヤーの
地帯レベルの増減が大きくなるという仕様があります。

ホストと参加者の両者が上げたい地帯が一致していればうまく回るシステムなのですが、現状、救難参加などでサーチをかけるとホストが設定できる『探索目的』『目標モンスター』の項目が設定されていないことがほとんどです。

結果、参加したものの上げたい地帯レベルのモンスターを狩猟しておらず、仮に狩猟が完了すると、目的の地帯レベルが下がってしまうという状況に陥ってしまいます。それに対する対策が切断してホストの地帯レベル環境のみを継続利用する方法です。

 

導きの地限定の素材が状況をさらに悪くしている

このような状況に加えて、地帯レベルMAXでしか手に入らない素材が切断行為に拍車をかけているような気がします。仕様上、地帯レベルはすべてをMAXにできることはできず。各種素材を集めたい場合は地帯レベルを調整することが必要です。

モンハンの面白いところの一つはプレイに対する報酬をコントロールできるところにあると思います。例えば、○○装備を作るには××の素材が必要なので、xxを狩猟しよう。さらにxxの尻尾が必要だから、尻尾を切断するプレイスタイルを取ろう…といった具合です。ただモンスターを狩猟することを繰り返す中にもプレイヤーの意思が存在しています。

導きの地ではxxの素材が必要となった場合、まず、xxが出現するところまで地帯レベルを上げる作業から行わないといけません。さらにレベルが上がった後のxxの出現も基本的にはランダムです。おそらく、ここに対して時間を使うことに抵抗がある。楽しさを見いだせないというプレイヤーが多いのではないかと思います。

 

切断への対策はどうするべきか?

一番簡単なのは切断に対するペナルティを設けることでしょうが、このままペナルティだけ設けた場合は導きの地でマルチプレイをやろうというユーザーは減ってしまうでしょう。

それよりもホストがどの地帯のモンスターを狩りたいかなどの情報がより簡単に反映されるような仕掛けがあるほうが良いのではないかと思います。

切断のメリットよりも、目的が一致したプレイヤー同士が一緒にプレイするほうがメリットが大きいはずです。

また、切断対策の遠因になっている導きの地限定の素材の扱いや地帯レベルが増減する仕様も見直したほうが良いのではないでしょうか?

 

まとめ

導きの地のコンセプトは非常に良いと思います。マルチプレイでの連続狩猟はとても面白く、次世代では広大なマップでのオープンワールド的なモンハンが登場することも期待しています。ただし、現状の仕様には色々と問題があるので、その点は改善していって欲しいと思います。

一先ずの対策としては、マルチで遊ぶ場合には探索目的・目標モンスターを設定することをおすすめしたいです。切断が0になるとは思いませんが、同じ目的を持つプレイヤーとマルチプレイできる機会が増えるのではないかと思います。